卵はとても栄養価が高くで美味しい料理にもたくさん使われている、私たちの生活にとても密着した食べ物です。卵の黄身や白身だけでなく・・・卵殻膜には美容にとても効果的な成分があります。実際に既製品のコスメや手作りコスメにその成分は利用されています。卵殻膜について、美容への効果について、ご説明します。
卵殻膜とは?卵殻膜にはどんな効果があるの?
卵殻膜とは、ゆでたまごをむく時の薄い皮のようなものが膜です。卵殻膜にはヒアルロン酸、アミノ酸、コラーゲン、新陳代謝を促すシスチンなどが含まれています。この薄皮は皮膚を再生させる力が強いため、昔の人は傷の治癒に使っていたとされています。
ムコ多糖類という成分をご存知でしょうか。私たちの身体の周りで水分(体液)をしっかりと蓄えている物質です。この水分を通じて、栄養を運び、老廃物を取りだす循環と代謝を行っています。
25歳くらいから、体内の水分とともに、どんどん減少していきます。ムコ多糖類は、肌を保湿しコラーゲンの育成を促します。卵の殻に含まれるヒアルロン酸は、ムコ多糖類の一種です。卵殻膜は、減少の一方であるムコ多糖類を補ってくれるのです。
卵殻膜が美容にいい理由
卵殻膜に含まれるヒアルロン酸が具体的に肌にどのような働きをするのでしょうか。
私たちの肌は、表皮、真皮、皮下組織の3つに分かれます。さらに一番上にある表皮の一番下に位置する基礎層という部分にメラノサイトというメラニン色素を作り、紫外線を吸収するシミやソバカスの原因となる細胞が含まれています。
肌の生まれ変わりサイクルが正常であれば、28日で肌細胞はすべて新しくなり、美しい肌に戻ります。しかし、加齢や生活習慣の乱れにより、肌の新陳代謝のサイクルが滞り、シミができてしまいます。
卵殻膜に含まれるヒアルロン酸は、肌の基礎層までしみこみ、太陽光線を乱反射して日焼けによって黒くなることやシミを防いでくれます。先ほど説明しましたが、25歳以上になると減少傾向のムコ多糖類を補い、肌の新陳代謝を促してくれるので、加齢による肌の衰えを復活させてくれます。
ヒアルロン酸は、シミやくすみのみならず、肌のシワにも効果があります。肌の真皮層には、肌の弾力繊維であるコラーゲンやエラスチンがあります。その隙間をヒアルロン酸が満たし、肌の弾力保っています。卵殻膜のヒアルロン酸やその他の成分によって、表皮の新陳代謝が良くなることで、真皮の環境が改善された結果、しわの改善に効果があると言われます。
美容液に使用されてる卵殻膜について調べてみたまとめ
卵殻膜は高級美容液にも使われている美肌にとても効果的なものです。高級美容液に使われている成分が、毎日のように消費する卵の殻に含まれています。卵殻膜のエキスを抽出した手作り化粧水なども人気があります。ぜひ、卵殻膜の成分を美容に取り入れ、加齢に負けない美しい素肌を手に入れましょう。
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